Paris to Berlin in 8 Hours: New High-Speed Train Service Now Open

パリとベルリンを結ぶ新しい高速鉄道サービスが12月16日に運行を開始し、両首都間をより速く、より環境に優しい方法で移動できるようになりました。SNCF VoyageursとDBのアレオ・パートナーシップが運営するこの毎日運行サービスは、シーメンスモビリティのDBクラス407 Velaro D車両を使用し、8時間の旅を提供します。

パリ東駅からベルリン中央駅を結ぶ列車は、ストラスブール、カールスルーエ、フランクフルト南駅、ベルリン・シュパンダウに停車します。パリからストラスブール間、およびフランクフルトからベルリン間では高速鉄道路線を利用します。料金は普通車が59.99ユーロから、ファーストクラスが69.99ユーロからと、観光・ビジネス両方の旅行者にとって魅力的な選択肢となっています。

この環境に優しいサービスは、鉄道旅行の環境面でのメリットを強調しています。列車での移動では乗客1人あたりのCO2排出量はわずか2kgで、都市間の一般的な航空便による200kgと比べてはるかに少なくなっています。環境に配慮した旅行オプションへの需要が高まる中、この新路線は環境意識の高い旅行者を引きつけるのに適した位置づけとなっています。

初運行の売上は予想を上回り、パリ発の一番列車の乗車率は80%を記録しました。予約の約75%が両首都間の全区間利用となっています。この好調なスタートを受け、需要が継続的に伸びた場合、増便の可能性も出てきています。

開通式で、SNCFのジャン＝ピエール・ファランドゥーCEOはこのサービスの成功に対して楽観的な見方を示しました。DBのリヒャルト・ルッツCEOは、より緊密に結びついたヨーロッパを作り上げる上で、独仏協力の重要性を強調しました。「これは国際長距離輸送における新たなハイライトです」と述べ、さらにこのような魅力的なサービスにより、ヨーロッパ全域での鉄道旅行が活況を呈していると付け加えました。

ドイツのヴィッシング運輸大臣は、この列車を団結と協力の象徴として称賛しました。昼夜を問わず、国境を越えた移動を促進する可能性を指摘しました。この日中の高速列車は、2023年12月に開通したパリ・ベルリン間の夜行列車を補完し、この2つの象徴的な都市間の接続性をさらに向上させるものです。

フランスでのドライブ旅行を楽しむ旅行者にとって、このような鉄道サービスは旅をより充実させる便利な手段となるでしょう。

車での観光を予定している方には、国際運転免許証（IDP）も必要不可欠です。これにより、スムーズで快適な旅行体験が保証されます。

フランスとドイツは共に、鉄道と自動車を組み合わせた柔軟な旅行で最高に楽しめる、息をのむような景観、文化的名所、そして美食を提供しています。